【1分要約】「普通がいい」という病 泉谷 閑示 著

健康
【1分要約】『個性を大切にし、自分らしく生きる』「普通がいい」という病 

精神科医泉谷寛治先生が書かれた「普通がいいという病」について解説します。泉谷先生は、私たちはみんな他の人と異なる「角」を持って生まれてきたと述べています。ここで言う「角」とは、自分らしさや個性を意味します。例えば、メイド服を好んで着る女の子がいたとします。そのような個性は目立つため、他人からは注目されやすく、しばしばからかわれたりします。こうした経験から、自分の個性が原因で生きづらさを感じるようになることもあります。そこで多くの人は、個性を隠したり消したりして、社会が求める「普通」になろうとします。結果として、自分らしく生きられず、ストレスが溜まり、精神的な疾患を抱える人が増えています。

本書の主な要点は以下の通りです:

  1. 個性の重要性: 私たちはそれぞれ異なる「角」、つまり個性を持って生まれてくる。
  2. 普通への圧力: 社会は個性を持つ人々に対して「普通」になることを強いる。
  3. 個性の隠蔽: 多くの人が個性を隠したり、消したりして「普通」になろうとする。
  4. 精神的な問題: 自分らしく生きられないことでストレスが溜まり、精神的な問題が生じる。
  5. 教育と社会的条件付け: 幼少期からの教育や社会的な条件付けが、規範に従う動機を作り出す。
  6. ネガティブな感情の表現: ネガティブな感情も健全に表現することが重要である。
  7. 睡眠障害と満足感の欠如: 自分の望みを抑えることで満足感が得られず、睡眠障害などを引き起こす。
  8. 真の自己の追求: 真の自分に従って生きることの重要性。
  9. 幸福と充実感: 個人の情熱や興味に従うことから幸福と充実感が得られる。
  10. 社会の規範と孤独: 「普通」であることの価値を問い直し、孤独を恐れずに自分らしく生きること。

特に、社会が個人に「普通」であることの圧力をかける方法と、その圧力が個人の精神的健康にどのような影響を与えるかについて深く掘り下げています。個性を受け入れ、自分らしく生きることの重要性を強調することで、精神的な健康を保ち、より充実した人生を送ることができることを示唆しています。社会的な規範に従うことのプレッシャーを克服し、自分自身の真実を受け入れる勇気が、最終的には自己実現と幸福につながるというメッセージを伝えています。

まとめ

自分らしく生きるために、『自分がそのままの姿で輝ける場所』を捜すこと、『その取り組みに真剣になること』が重要かと思いました。サラリーマンをやっていると、基本は組織になりますので、歯車になる必要もあります。その上で、自分の適性により合った環境と、会社とは別の、自分を発信できる場所があると良いですね。(私の場合、自由に動けて、思ったことをぱぱっと高速に実践できて、学んで、かつ一方的に周囲をインスパイアできるポジションが良いなあ、、、と思いました。)

ブログも今活動としてやっていますし、既にやっているものがあること、やれる環境があること、気づきに感謝、色々参考にしながら、早速今日から実践してみたいと思います。

 

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