【1分要約】全米トップ校が教える自己肯定感の育て方
『自己受容と自己価値 / 感謝するということは相手が自分に何かをしてくれたということ、自分に価値があったということ』
『自己受容と自己価値 / 感謝するということは相手が自分に何かをしてくれたということ、自分に価値があったということ』
越智大さんの著書「全米トップ校が教える自己肯定感の育て方」は、自己肯定感の育成に関する指南書です。この本では、自己肯定感を科学的に育てる方法が詳細に解説されています。
本書の主な要点は以下の通りです:
- 自己肯定感の定義: 自己肯定感は、自分に自信を持つことを意味しますが、ナルシスト的な自信過剰とは異なります。
- 脳科学の応用: 本書では、最新の脳科学研究に基づいて、メンタルの強化方法が紹介されています。また、誰でも自己肯定感は、年齢、性別、地位などには全く関係なく、誰でも強化できるものだということが、脳科学などからも明らかになっていることが示されています。
- 自己肯定感の測定: 自己肯定感を測定するテストを通して、自己肯定感の現状を理解することが推奨されています。
- 自己肯定感の複数の要素: 自己肯定感は、自尊心を含む複数の要素から構成されています。
- 外発的報酬への依存: 成績や報酬など、外発的報酬に依存する自己肯定感は短期的なもので、長期的な自己肯定感の育成には適していません。
- ネガティブな感情の扱い: ネガティブな感情を無理に抑えるのではなく、それを認めることが重要です。
- 自己受容と自己価値: 現実の自分を受け入れ、自己価値を見出すことが自己肯定感の育成には重要です。
- 利他的マインドセット: 他人に優しくすることで自己肯定感を高めることができます。
- 感謝の気持ち: 感謝の気持ちを持つことにより、他人への依存を減らし、自己肯定感を高めることが可能です。
また、この本は、自己肯定感を高めるための具体的な方法を脳科学や心理学の視点から提供しています。自己肯定感は、単なる自信ではなく、現実の自分を受け入れ、自己価値を見出すことに基づいていることが強調されています。また、他人に対する利他的な行動や感謝の気持ちが自己肯定感を育てるのに有効であるとされています。
特に、感謝の気持ちを持つことで、他人からの目線を気にする気持ちが弱まることが協調されています。
1.他の人に感謝するということは、その相手が自分に何かしてくれたということ
2.相手が自分に対して何かをしてあげようと思ってくれたということは、相手がそれだけの価値を見いだしてくれた、ということ
3.つまり、相手に感謝するということは、相手が見いだしてくれたであろう自分の価値を認識するということでもある
よって、感謝の気持ちを持つことは、自分の価値を認識することに繋がるということであり。結果として、
1.新しく人間関係を築こうという気持ちが増したり、良い人間関係が長続きする
2.感謝の気持ちを持っていると、他の人の目が気にならなくなり、人間関係が改善するということも強調されています。
まとめ
外発的な報酬ではなく、自分が勉強や仕事をすること自体で得られる内発的な満足が重要であるということだと思いました。
外発的な報酬は、短期的には強いが、長期的に依存していると、心身ともに悪影響を及ぼし、長期的には総合的自己肯定感が低くなる、健康のみならず、友人、恋人、家族など人間関係にも問題が出てくることが、科学的に証明されている、というのは、リアルに大きなエビデンスと学びになります。腑に落ちました💦
1.ネガティブな気持ちは、次を良くするための人間にとって必要な感情であることを知る
2.自己受容する: ポジティブな自分もネガティブな自分も、ありのままの自分を受け入れることで、なりたい自分や理想の自分ではなく、現実の自分をそのまま受け入れる
※自己受容ができる人は精神的に安定していて、幸福感が高く、逆にそうでないと、ストレスが高く、うつ病のリスクも高まることも証明されている
3.自分の現在のありのままを受け入れるとき、自分が変わる
4.自己価値を見つける: まだまだ必要なスキルも身についていないし、成績も悪い。でも、将来の目標にちゃんと取り組んでいる自分が誇らしい、こういう自分に対してありがたいと思ったり、誇らしく思う気持ち
5.人に優しくする
6.感謝する:3GoodThingsという方法で、その日良かったことを三つ思い出してメモしてそれに感謝する
そういったシーケンスアクションなのかな、と、思いました。ブログも今活動としてやっていますし、既にやっているものがあること、やれる環境があること、気づきに感謝、色々参考にしながら、早速今日から実践してみたいと思います。
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