【1分要約】「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考 井上新八 著

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【1分要約】『自発的選択はモチベーションと成長の鍵』「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考 井上新八 著

この本では、日常の小さな努力を積み重ねることで、大きな変化を達成する過程を解説しています。井上さん自身、ジョギング、手書き日記、毎日の読書など、様々な活動を長年にわたって継続しており、その経験から得た知見を共有しています。

本書の主な要点は以下の通りです:

  1. 何でも良いから始める: 興味を持ったことに手を出してみることが、継続への第一歩。
  2. 結果を気にせず始める: 効率や結果を考えずに、まずは行動に移すことが大切。
  3. 自分で決める: 継続する活動は自分自身で選択し、決定する。
  4. 毎日やる: 習慣化することで、継続が楽になる。
  5. 早起きを利用する: 時間がなければ、早起きして時間を作る。
  6. 小さな成功を積み重ねる: 朝の小さなルーチンを成功させることで、日々の活動に弾みをつける。
  7. 記録をつける: 継続していることをカレンダーに記録し、視覚化する。
  8. 何かのついでにやる: 別の活動のついでに、小さな習慣を取り入れる。
  9. 負荷を徐々に増やす: 慣れてきたら、少しずつ負荷を上げていく。
  10. 自発的な選択: 継続は、他人から強制されるのではなく、自分から望んで行うことが成功の鍵。

全体として、日々の小さな活動を始め、それを楽しみながら習慣化することが、最終的には大きな成果を生み出すことに繋がると説明しています。継続は自己成長のために不可欠であり、何でも良いから始めて、結果を気にせず、自分自身で決定し、毎日の習慣にすることが重要です。早起きをすること、小さな成功を積み重ねること、記録をつけること、何かのついでにやること、そして負荷を徐々に増やすことなど、継続を楽しくするための具体的な方法が紹介されています。

自発的な選択とは、個人が外部からの圧力や強制ではなく、自分自身の意志や興味、価値観に基づいて行動や決定をすることを指します。この概念は、モチベーション理論や心理学において重要な役割を果たしており、特に自律性を重視するセルフデターミネーション理論(SDT)において中心的な概念です。

  1. 内発的モチベーションの促進: 自発的な選択は内発的モチベーションを高めます。人が自分自身のために何かをするとき、その活動自体から喜びや満足を得るため、継続性が高まります。
  2. 自己効力感の向上: 自分で選択し、決定した行動は自己効力感を高める効果があります。自己効力感とは、自分の力で目標を達成できるという信念のことで、この感覚は目標達成の動機付けに不可欠です。
  3. 持続可能な行動変容: 外部から強制された選択よりも、自発的に選んだ行動の方が長期間継続しやすいです。自発的な選択は個人の内面的価値と一致しているため、行動変容が持続しやすくなります。
  4. 幸福感と満足度の向上: 自分で選択し、コントロールしている感覚は、幸福感と生活の満足度を高めます。自己決定の過程で得られる経験は、個人の成長と幸福に寄与します。

実践方法は以下の通りです。

    • 選択肢の探索: 興味や好奇心を広げるために、様々な活動や趣味に触れる機会を持ちます。これにより、自分に合った選択肢を見つけることができます。
    • 目標設定: 自分自身で達成したいと思う目標を設定します。目標は現実的で達成可能なものであることが重要です。
    • 小さな成功の積み重ね: 大きな目標に圧倒されないように、小さなステップに分けて取り組みます。小さな成功を積み重ねることで自信を育て、モチベーションを維持します。
    • 反省と調整: 行動の結果を振り返り、必要に応じて計画を調整します。自分自身の経験から学び、成長する機会とします。

自発的な選択は、個人が主体的に行動し、自分の人生において意味のある決定を下すための基礎となります。自分で選択し、コミットメントすることで、活動に対する情熱やモチベーションが生まれ、持続可能な成果に繋がります。

まとめ

『楽しみながら自分で決める』ということかと思いました。学びのプロセスは、マインド->行動->振り返りのシーケンスだと思いますが、『マインド』の部分、かつ一番先頭の『興味を持ってやれるかどうか(楽しめるか)』に関するヒントが沢山あったかと思います。

ブログも今活動としてやっていますし、既にやっているものがあること、やれる環境があること、気づきに感謝、色々参考にしながら、早速今日から実践してみたいと思います。

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